土屋うさぎ 著『謎の香りはパン屋から』(宝島社・2025)
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第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。パン屋×ミステリー×大阪府豊中市(出てくる駅名や地名がイメージしやすい)が舞台…… 主人公は漫画家を目指しながらパン屋でアルバイトをしている大学生の市倉小春、第1章~第5章までは、パン屋のお客さんが順番に変わっていく短編形式で、最後にすべてのお話が一つになるような構成と涙ありの展開、各章に登場するパンにまつわる「うんちく」がストーリーに関係していて、もともとパン好きなこともあり、大変面白かったです!本の帯に、各書店員さんのおススメコメントが掲載されていましたが、「焼きたてミステリのできあがり」と書いている方がいて、お上手!
本の内容とはまったく関係ないですが、本の最後に、宝島社主催の第24回『このミステリーがすごい!』の募集要項が掲載されていて、『このミステリーがすごい!』の大賞賞金が1200万円と知り、恐れおののきました……改めてすごい新人発掘賞なんですね。次点の文庫グランプリ作品の作家さんも気になります。ちなみに芥川賞、直木賞の副賞は100万円だったような……いやいや、お金の話はやめましょう。
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